2023.07.24
信越トレイルを歩いた後、どうやって公共交通機関へ復帰するのか?
または出発地点に停めた自分の車にどうやって戻るのか?
ハイキングプランを練るうえで、そんな悩みを持たれる方も多いのではないでしょうか。
特に苗場山登頂後のルートついては、いくつか選択肢があり、複数の交通機関を経る場合もあるため、 情報収集が重要になります。
このページでは、主に公共交通機関を利用してスルーハイクを計画されているハイカーに向け、歩き終わった後のルート取りについてご紹介します。
苗場山から下山するルートは主に3つあります。
① セクション10を通り、小赤沢へピストンで戻る
② 祓川ルートを通り、祓川登山口へ抜ける
③ 赤湯ルートを通り、小日橋(登山口)へ抜ける
まず小赤沢から「森宮交通 秋山郷線乗り合いタクシー」※1に乗車し、見玉で下車。次に「南越後観光バス見玉線」に乗り換え、津南役場前まで行きます。津南役場前のバス停からは「南越後観光バス急行森宮野原駅線」※2に乗車、これでJR越後湯沢駅(約1時間)またはJR森宮野原駅(約20分)へ戻れます。
※1 森宮交通 秋山郷線乗り合いタクシーは事前予約が必要です。
予約先: 森宮交通株式会社 TEL 025-766-2949
時刻表等詳細はこちらのページの『秋山郷線』 をご確認ください。
※2 南越後観光バスの時刻表はこちらのページの『湯沢~清津峡~津南~森宮野原駅線』をご確認ください。
祓川ルートを約4時間下り、祓川登山口に出ます。そこからはタクシーで40分ほど走り、越後湯沢駅に到着します。
ゆざわ魚沼タクシー: TEL 025-784-2025
アサヒタクシー: TEL 025-784-3410
※ 祓川登山口から越後湯沢までは車道区間となります。徒歩でのアクセスも可能ですが、距離が長く狭いトンネルを通るなど危険も多いため、お勧めはしません。
赤湯ルートを約7時間半下り、小日橋(登山口)に出ます。そこから徒歩で1時間半ほど下ると、元橋バス停にアクセスできます。元橋から「南越後観光バス西武クリスタル線」※に乗車し、40分ほどでJR越後湯沢駅へ到着します。
※ 南越後観光バスの時刻表はこちらのページの 『湯沢~三俣~貝掛温泉~浅貝~西武クリスタル線』 をご確認ください。
斑尾山からの下山ルートは全部で5つあります。
① かえでの木トレイルでレストハウスチロル(登山口)へ
② 大池ルートで大池登山口へ
③ 荒瀬原ルートで荒瀬原登山口へ
④ 菅川ルートで菅川登山口へ
⑤ 古海ルートで古海登山口へ
このうち、公共交通機関へアクセスできるのは①③④の3ルートです。
斑尾山頂からかえでの木トレイルを1時間弱下ると、レストハウスチロルへ着きます。そこから徒歩で10分弱坂道を上がり、斑尾高原ホテルの正面玄関前にあるバス停で「飯山市コミュニティバス斑尾線」※に乗車し、30分ほどでJR飯山駅に到着します。
※ 飯山市コミュニティバスの時刻表はこちらのページの 『斑尾線』 をご確認ください。
斑尾山頂から大明神岳を経由し約50分下ると荒瀬原/菅川の分岐に出ます。そこから荒瀬原ルートを約1時間下ると、荒瀬原登山口に着きます。近くにある荒瀬原登山道入り口バス停から「長電バス荒瀬原線」※に乗車、約30分でしなの鉄道北しなの線の黒姫駅に到着します。
※ 長電バス荒瀬原線の時刻表はこちらをご確認ください。
斑尾山頂から大明神岳を経由し約50分下ると荒瀬原/菅川の分岐に出ます。そこから菅川ルートを約1時間下ると、菅川登山口に着きます。近くにある菅川バス停から「長電バス古海・菅川線」※に乗車、約20分で えちごトキめき鉄道・しなの鉄道の妙高高原駅に到着します。
※ 長電バス古海・菅川線の時刻表はこちらをご確認ください。
JR森宮野原駅前の駐車場を利用すると便利です。
EBでもWBでも、スルーハイクをスタートする前にここに自車を留め置き、終了後に公共交通機関を利用して戻ってきます。
※ 駐車場を利用する際は、栄村震災復興祈念館「絆」(信越トレイルビジターセンター)に必ず届け出をしてください。
栄村秋山郷観光協会: TEL 0269-87-2200
(通年営業、月曜休館、月祝の場合は火曜休館)
信越トレイル全体のアクセスに関する詳細については、こちらをご覧ください。