投稿者名 S.K.
在住地愛知県
歩いた期間2020/9/21 ~ 2020/9/25
歩き旅というものには20代の頃から憧れがありただ私の知っている歩き旅は四国のお遍路さん程度しか知識がなく自分の理想としている静かな森の中を歩き出会った町で色々な人たちと出会うというモノとはズレを感じていました。 登山を始めた約1年半前偶然にもこの信越トレイルを知り私の理想としている旅と全く同じで強く心を惹かれました。 ただ現実には5日間の休暇を取得する事が難しい職種であり“信越トレイルを歩くことができるのは定年後か・・・”と諦めていたところ、働き方改革の一環で年次有給休暇5日取得の義務化と職場の仲間たちの協力で今回信越トレイルを歩く事が出来ました。 何を準備したらいいのかも手探りの状態でネットで情報を収集したり、80km歩き続けることが出来る体造りなどこの1年プライベートでは信越トレイルを目標に行動していました。 しかし新型コロナの件もあり4月から7月までは行動を自粛しており自分的には万全とはいきませんでした。 トレイルを歩き始めた1日目の赤池では装備の重さで足が痛くトレイルを歩き通せるのか不安にもなりました。翌日には足の痛みはなくなり(結局5日目まで足の痛み→回復を繰り返しました)森の中の爽快感、麓を見下ろす展望に心が躍り行けるところまで歩いてやろうと心も復活していきました。 3日目に宿泊したグリーンパル光原荘の管理人さんには非常によくして頂きそして「どんなにゆっくりでもいいから必ず歩き通す事、君の人生の中でとても大きなものを得ることが出来る」というお言葉を頂きゴールの天水山には何があるのだろうとよりゴールを目指す気持ちが強くなりました。 最終日である5日目、野々海高原から天水山までの約5kmの間は自分自身ゴールした時どんなリアクションを取っていしまうのかいろいろと考えながらの山歩きとなりました。 ゴールである天水山の標識まで来た時まず終わってしまったという感情の数秒あとにホロホロと涙が溢れました。自分の気持ち的には平常心なのになぜ涙が溢れるのか不思議でした。達成感なのかもしれませんがそんな単純な言葉では言い表せないモノを感じあれはなんだったのか考えても未だに答えが判りません。 この事を今後考えていく事自体が私の人生の大きなモノを得るということなのかとも思っています。 最後に、宿泊した栄村の吉楽旅館の女将さんや駅前で出会った観光協会の方ともお話をし皆さんこの信越トレイルを大切に思っている事を肌で感じられた事も興味深いモノがありました。 また数年後にスルーハイクしたいと思っています。
歩き旅というものには20代の頃から憧れがありただ私の知っている歩き旅は四国のお遍路さん程度しか知識がなく自分の理想としている静かな森の中を歩き出会った町で色々な人たちと出会うというモノとはズレを感じていました。 登山を始めた約1年半前偶然にもこの信越トレイルを知り私の理想としている旅と全く同じで強く心を惹かれました。 ただ現実には5日間の休暇を取得する事が難しい職種であり“信越トレイルを歩くことができるのは定年後か・・・”と諦めていたところ、働き方改革の一環で年次有給休暇5日取得の義務化と職場の仲間たちの協力で今回信越トレイルを歩く事が出来ました。 何を準備したらいいのかも手探りの状態でネットで情報を収集したり、80km歩き続けることが出来る体造りなどこの1年プライベートでは信越トレイルを目標に行動していました。 しかし新型コロナの件もあり4月から7月までは行動を自粛しており自分的には万全とはいきませんでした。 トレイルを歩き始めた1日目の赤池では装備の重さで足が痛くトレイルを歩き通せるのか不安にもなりました。翌日には足の痛みはなくなり(結局5日目まで足の痛み→回復を繰り返しました)森の中の爽快感、麓を見下ろす展望に心が躍り行けるところまで歩いてやろうと心も復活していきました。 3日目に宿泊したグリーンパル光原荘の管理人さんには非常によくして頂きそして「どんなにゆっくりでもいいから必ず歩き通す事、君の人生の中でとても大きなものを得ることが出来る」というお言葉を頂きゴールの天水山には何があるのだろうとよりゴールを目指す気持ちが強くなりました。 最終日である5日目、野々海高原から天水山までの約5kmの間は自分自身ゴールした時どんなリアクションを取っていしまうのかいろいろと考えながらの山歩きとなりました。 ゴールである天水山の標識まで来た時まず終わってしまったという感情の数秒あとにホロホロと涙が溢れました。自分の気持ち的には平常心なのになぜ涙が溢れるのか不思議でした。達成感なのかもしれませんがそんな単純な言葉では言い表せないモノを感じあれはなんだったのか考えても未だに答えが判りません。 この事を今後考えていく事自体が私の人生の大きなモノを得るということなのかとも思っています。 最後に、宿泊した栄村の吉楽旅館の女将さんや駅前で出会った観光協会の方ともお話をし皆さんこの信越トレイルを大切に思っている事を肌で感じられた事も興味深いモノがありました。 また数年後にスルーハイクしたいと思っています。